繊細な和食とともに楽しめるエレガントなソーヴィニヨン・ブラン
2011年、セラーの職人であり独学でワイン造りを学んだクリス・クリステンセンによって設立されたボドキン・ワインズは、2012年にアメリカ初のスパークリング・ソーヴィニヨン・ブランでスパークリングワイン・シーンを席巻した。片足はワイン科学に、もう片足は職人技に根ざしたクリステンセンのミニマリスト哲学は、高酸度・低アルコールのワインという彼のシグネチャースタイルを導いている。これらのワインは過去8年間だけでも、批評家のレビューで20数回90点以上を獲得している。2017年にSFクロニクル紙のエスター・モブレーから「注目すべきワインメーカー」に選ばれたほか、クリステンセンは2020年のワイン・エンスージアスト誌の40歳以下のテイスティングメーカー・リストにも選ばれている。アフリカ系アメリカ人のワインメーカーとして、クリステンセンは、講演活動、ポッドキャスト、意欲的な醸造家やワイナリーオーナーへの指導の機会を通じて、ワイン業界における多様性と包括性の促進に取り組んでいる。
ワインメーカークリストファー・クリステンセン
生産国USA
地方カリフォルニア
BODKIN "Bubbly" Sauvignon Blanc アメリカで初めてのソーヴィニヨン・ブラン100%のスパークリング・ワイン。ソーヴィニヨン・ブラン独特のグレープフルーツやパッションフルーツなどチオール系の香りを大切に残すため敢えてシャルマ方式で造る。複雑さと上品な果実味、爽やかなフィニッシュを併せ持つ高い品質で米国で人気。
BODKIN Sauvignon Blanc "The Victor's Spoils" 2018年から2021年ヴィンテージはソノマ・カウンティのブドウで造られていたが、2022年はレイク・カウンティのブドウを使用。柑橘系果実と洋梨の風味、まろやかさと芳醇さの中に火打ち石を思わせるスモーキーな香りがアクセントに。美しさがあり、ミネラル主導の味わいに仕上がっている。
BODKIN Late Harvest Sauvignon Blanc 8年ぶりの醸造となるソーヴィニヨン・ブランのレイト・ハーベスト。レイクカウンティ内のビッグ・ヴァレーのブドウを使用。熟したパイナップルや桃やアップルケーキの豊かな風味に溢れ、高い酸度が全体をエレガントにまとめる。クリステンセン自身もあり得ない程大きな期待を上回ったワインと語る。生産量164ケース。
BODKIN White Dessert Wine "The King's Ransom" ドライ・クリーク・ヴァレーとレイク・カウンティの3つの畑から運ばれた貴腐菌の付いた約35Brixのレーズン状のブドウを絞って造るレイト・ハーベスト。メロン、アプリコット、ヘーゼルナッツ、オレンジの皮、蜂蜜やフルーツコンポートなど様々な風味が立ち上る贅沢なデザートワイン。