“DNAブドウ探偵” が引退後、夫婦で手がける至高のシラー
UCデイヴィス校教授として永らく謎であったカベルネやシラー、ジンファンデルといったブドウ品種のルーツをDNA鑑定によって突き止め、多大なる功績を残したメレディス博士。彼女は引退後マウントヴィーダーに小さな小さな畑を買い、夫と共にワイン造りを始めた。造るワインはたった600ケースのシラーを含む数種のみ。たちまち評論家や愛好家達の絶賛を受け入手困難となっている。科学者としての功績が注目される彼女だが「なぜシラーを植えるのか?」という記者の質問には「好きだからよ」と受け流す。現在ではモンドゥーズやトリビドラグ(ジンファンデル)などユニークな品種を植樹し素晴らしいワインを造っている。ワインに対する愛情に満ちあふれた、仲睦まじい夫婦である。
ワインメーカースティーヴ・ラジエ
生産国USA
地方カリフォルニア