スタッグス・リープ・ディストリクトの丘の上に位置する自社畑。火山性のゴツゴツした岩が露出する痩せた土地に海からの涼風が吹き付ける。15%を超える高いアルコール、凝縮した果実味あふれるモダンスタイルながら、スパイスや土など複雑な香り漂いしっかりとしたストラクチャーが高い次元で味わいをまとめあげている。
出版業界での華やかなキャリアを捨て、故ジョン・シェーファーがナパ・ヴァレーのスタッグス・リープ・ディストリクトのヒルサイドにワイナリーを創立したのが1972年。ワイン造りなどまったく知らなかったジョンはワインメイキングの本を片っ端から読む事から始め、理想のワインを目指した。その後醸造学を学んだ長男のダグ・シェーファー、現在敏腕ワインメーカーとして腕を振るうイライアス・フェルナンデスが加わり、その品質は揺るぎないものとなる。100%ソーラー発電によってワイナリーの消費電力をまかなうナパ・ヴァレーで初めてのワイナリーとしても知られ、栽培や醸造においても環境保全型のワイン造りを早くから実践している。その味わいはいわゆるモダンスタイル。複雑で重厚感のあるその風味を霧と冷たい海風がもたらすスタッグス・リープ・ディストリクトの冷涼な気候が骨格となって支えている。シラーが主体の“リレントレス”がワイン・スペクテーター誌の“世界のベスト100ワイン”において堂々の一位となるなど、近年ますますその品質に磨きがかかっている。疑いなくナパで最も成功しているワイナリーのひとつ。山火事の影響から2020年ヴィンテージの醸造・販売は行わなかった為、2021年は待望のヴィンテージに。2022年 韓国企業Shinsegae Propertyの傘下となったが、ダグ・シェーファー、醸造長のイライアス・フェルナンデスはワイナリーに残り、今後も変わらず最高のワイン造りに力を注ぐ。
生産国 | USA |
地方 | カリフォルニア |
アペレーション | ナパ・ヴァレー |
Sub-Ava | スタッグス・リープ・ディストリクト |
ワイナリー | シェーファー |
ヴィンテージ | 2018 |
色 | 赤 |
ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
栓 | コルク |
容量 | 750ml |
ボトルサイズ | 8.5 x 31.0 |
ケースサイズ | 60.0 x 35.0 x 12.5 |
アルコール度数 | 15.5% |
商品コード | SH18HS |
UPC | 013528400023 |
ブラックベリー、ブラックチェリー、ベーキングスパイスの鮮やかな香り。サマーフルーツ、ベリーのコンポート、シナモン、赤と黒のプラム、モカのジューシーな層を反映。長く輝く余韻とストラクチャーのあるタンニンを持つ。
自社畑 / 発酵: ステンレスタンク 熟成: フレンチオーク (100% 新樽) にて32ヶ月