険しい海岸沿いの尾根で有機栽培で作られる。1,150フィートから1,400フィートの標高と複雑な微気候により、それぞれのブロックは独自ペースで熟し、ブドウは丁寧に個別に手収穫される。森林を通り抜ける涼しい海風と強烈な日差し、岩だらけの土壌のユニークな組み合わせで、深いテクスチャーと魅惑的な風味を備えた活気に満ちたワインが生まれる。2016年のキャンプ・ミーティング・リッジは荒々しい海岸沿いの畑の特徴を全て表現。カモミールの花、洋梨、桃、柑橘の果実が沿岸のミネラルのニュアンスによってより引き立てられる。コムハニーとオークの風味が熟成により優しく広がり、芳醇な風味に包まれる。
太平洋の寒流の影響を強く受ける沿岸のソノマコーストは、長らくブドウ栽培には適さないとされてきた。ペンシルバニア州の種苗業を営むウォルト&ジョアン・フラワーズはこの「寒すぎる」土地で長年の夢であったワイン造りを始める事を決意、周囲の嘲笑をよそに海を見下ろす丘の上の小さな土地を見つけた。その後世界中にその名を轟かせる「キャンプ・ミーティング・リッジ」である。かつて先住民がここに集い避暑地や取引の場としていた事からその名が付いたこのエリアは気温が非常に低く、カリフォルニア名物の「霧」の下ではブドウの成熟が足りない。そのため彼らの畑は霧の及ばぬ約400メートルの高地にある。カリフォルニアの強い日差しと低い気温、この相反する要素が他のどこにもない独特な風味を与える。この畑の素晴らしい可能性に最初に気づいたのはスティーヴ・キスラーであり、この夫妻からブドウを買い素晴らしいシャルドネを造りフラワーズの名は一躍世に知られるところとなった。ピノ・ノワール&シャルドネの新しい聖地として広く知られる事となったこのエリアには現在超一流のワイナリー達が押し寄せている。フラワーズ夫妻の引退後、そのフィロソフィーを引き継いだフネアス・ファミリーにより自社畑はすべてバイオダイナミクスの手法によりブドウが育てられ、毎年素晴らしいワインが生まれている。
生産国 | USA |
地方 | カリフォルニア |
アペレーション | ソノマ・コースト |
ワイナリー | フラワーズ |
ヴィンテージ | 2016 |
色 | 白 |
ブドウ品種 | シャルドネ |
栓 | コルク |
容量 | 750ml |
ボトルサイズ | 8.5 x 30.0 |
ケースサイズ | 27.0 x 18.5 x 30.5 |
アルコール度数 | 13.0% |
商品コード | FL16CMC |
UPC | NONE |
強い日差しによる凝縮した果実味と冷たい気候がもたらす酸味との絶妙のバランス。無名だったSonoma Coastをを有名産地にした最高級畑。
自社畑 / 発酵: フレンチオーク 熟成: フレンチオーク (20%新樽) にて12ヶ月