リベラ・デル・ドゥエロの丘陵地を彷彿とさせるシエラ・ネヴァダ山脈の麓に位置する斜面に植えられた畑に新世界におけるテンプラニーリョの新たな可能性を感じたエヴァンは2011年よりそのブドウでワインを造ってきた。品種と土地の個性をどこか表現しきれていないと感じていた彼はこのワインにはさらに時間が必要と考え、スペインの伝統製法にインスピレーションを得て樽での長い熟成を行い、さらにヴィンテージの個性を押しやるため3つの年、2016 (10%)、2017 (45%)、2018 (45%)をブレンドする事を決めた。古くて新しいこのスタイルについて、エヴァンは日本のプロからのコメントや質問があればぜひ教えて欲しいと述べている。