メンドシーノでピノ・ノワールの銘醸地として知られるアンダーソン・ヴァレーを代表する高級畑の厳選されたブドウを使ったシングル・ヴィンヤード。フラワリーな香りはやや控えめで果実と土を思わせるフレイヴァーが印象的。深みがありいくつもの味わいのレイヤーを感じる。
テッドがトゥルー・ノース・コーストと呼ぶメンドシーノの海側の冷涼エリアにある自社畑を中心としたリージョナル・ブレンド。“ソノマ・コースト”同様瓶詰め後早くから楽しめるスタイル。
アンダーソン・ヴァレーのブーンヴィルの北に位置する標高約500mの山中にあるこの畑はかつてリッチ・サヴォイにより所有され、テッドは彼のブドウを購入してワイン造りを行っていたが、豊かな陽光と冷たい海風、海洋性土壌に恵まれた環境から生まれるブドウに魅せられ2016年にサヴォイから畑を購入。バイオ・ダイナミック農法により厳しく収量制限された限定品。
アンダーソン・ヴァレーの北東側の丘の麓に位置し、リトライが唯一手掛けるヴァレー・フロアのこのエリアに惹かれたのは、古くからの「最良の区画は斜面の最下端」という考えとクローンの複雑さである。この地域は谷の中でも涼しいが、両側から保護されており、周囲の多くの場所よりも暖かさを保つ。有機農法で栽培されているが、認証は受けていない。